STOWA MARINE ORIGINAL
ストーヴァ 手巻 マリーンオリジナル
質感の良い金属性(重たい!)の箱に守られて、Marine Original は送られてきました。
木製のものと比べるといかにも機能性重視と言った印象を受けますが、この時計のイメージにはぴったりです。
ガチャリとロックを外してふたを開けるのは、とても楽しい瞬間です。
箱を開けると、そこには……。
40mmのフェイス……、文字盤がシンプルな分、やたらとでかく感じます。
曇天の下に注ぐ淡い太陽光に照らし出され、青く光る分針と時針。分針の真ん中あたりがぐっと細くなり、
先端に向けて再びふっくらとした厚みを帯びていく、凝った作りになっています。
スモセコファンの皆様お待たせしました。こちらもばっちり輝いております。アンティーク懐中時計と比べると、
針本体はやや太めです。元ネタは軍用ですし、太くて見やすいほうがいいのかもしれませんが。
蛍光灯の明かりを反射させるとこんな事になります。青焼き針の撮影には直射で無い太陽光が一番よいと思います。
撮影角度によって、色の濃さや光り具合を容易にコントロールできるからです。反射材やライトなどの機材も必要ないので、懐にも優しいです。
ブルースチールねじと大ぶりのルビー、銀色の機械全面に施されたコート・ド・ジュネーブ。ユニタス6498の仕様としては
至ってオーソドックスで、今どき驚きはしませんが、数年前は懐中然としたフェイスと合わせて話題騒然(大げさ)となったものです。
たぶん一番評価されたのはこのスワンネックとチラネジでしょう。アンティークな機械を彷彿とさせます。
角度を変えて撮影。地板の側面は鏡面仕上げしてあります。カドの部分は全く面取りされておらず、鋭いエッジが残っています。
ドーンブリュートの廉価版なんて言われる事もありますが、こちらにはこちらの良さがありますよ。圧倒的に安いところとか。
手放してしまったものの、もし30mm台のシリーズが出たらまたほしいです。ドーンブリュートは昔、プゾー改造版のミニサイズを
出してたんですけどねー。
 
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