OMEGA Hand wind

オメガ手巻 30mmキャリバー

飛び数字アラビアインデックス、奇数部分はくさび型のアップライドです。銀色のリーフハンドとブルースチール秒針がいかにも古典的な印象を、見る者に与えます。

文字盤は梨地の暗いホワイト。光の当たる角度によっては濃いクリーム色にも見えます。

Ωマーク入りのりゅうず。ケースもとてもきれいな状態を保っています。

裏ぶたです。この時計の最大の弱点でもあります。入手時はもっと汚かったのですが、サンエーパールで磨いてようやくこの有様です。裏側は見なかったことにしましょう。

裏ぶた(内側)です。細かいペルラージュ模様が、ぎっしりと施されています。こういうのを見てると自分でもやってみたくたくなるんですよね。そんなわけないか。

ムーブメント全景です。30mmキャリバーです。型番がないのでわかりませんが、センターセコンドのcal.28?でしょう。製造番号から1947年製と分かります。60年以上前の時計です。

もうひとつのオメガと比べると機械の状態は落ちますが、精度はばっちり出ています（タイムグラファーで6姿勢の日差30秒以内）。素晴らしい機械です。