OMEGA Hand wind
オメガ 手巻 30mmキャリバー
バーインデックス、銀文字盤。時針と分針はリーフ状で青焼きされています。
30mmキャリバーとしては、今まで見たなかでも最もクールな印象です。青焼き針がきれいに撮れなかったので、
下の写真ではライトを当てて無理やり光らせています。
この写真だとわかりやすいのですが、文字盤はヘアライン(縦)仕上げとなっています。60年代ともなれば
なんでもありな気もしますが、はたしてこの文字盤はオリジナルなのか、リダンなのか、悩ませてくれます。
綺麗なので、どちらでもいい気もします。
りゅうずにもΩマークがしっかりあります。年式によって、オリジナルのりゅうずでも刻印がないこともあります。
でも刻印があったほうが、安心できるのもまた事実です。
裏ぶたです。特別語ることもありません。中心はツヤ消し、外周は鏡面仕上げとなっています。
裏ぶた(内側)です。外側の味気なさからうって変わって、パッと見にもかなり美しいペルラージュ模様が、外周ぎりぎりまで施されています。
全盛期のオメガの作りの良さが垣間見えました。
ムーブメント全景です。30mmキャリバーの最終型 cal.286です。当時のオメガムーブ特有の赤金めっき仕様。表面には傷一つありません。
今回の撮影で管理人も初めてムーブメントを見ましたが、その美しさに吃驚しました。
なんでテンプ、スムースになってしまうん?
チラねじ付きテンワでないことを除けば、言うことなしの機械です。
最近では、市場にも良い30mmキャリバーはあまり出てこなくなりました。コレクターとしては残念なことです。
 
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