GUB GLASHUTTE/SA

GUB   ミリタリー  アンティーク


裏ぶたの裏。見事なまでに何の装飾もなし。スイス時計との差を少しずつ思い知らされます。スイス製だと安い時計でも意外と華美だったりしますからね。 その点ドイツ製は質実剛健を地で行っています。
ムーブメント全景。ふたを開けた瞬間に思う事はたぶん、「地味っ!」ということでしょう。特にコートドジュネーブや、ペルラージュに なれた目で見ると余計にそう感じてしまうに違いありません。ブリッジの形も地味っ!ですし、いわゆるグラスヒュッテ様式の3/4プレートでもないですし・・・。
とはいいつつも、これはこれで、特徴的ともいえます。何の変哲も無いように見えて、一目見れば(知ってる人なら)一発で cal.60だってわかりますよね。強いて言えば番号が書かれている五角形のブリッジが、アイデンティティなんでしょうか。
丸穴車のわきに、GUBの刻印を発見しました。機止めの金具によって影になっていて、見落とすところでした。見落としてもなんの害も無いですが。
Ref番号の刻印ですが、拡大してみるとペルラージュ模様みたいなのが集まってできています。先端の丸い工具でプレスしながら、数字を 刻んでいったのですね。







 
Copyright 2010 Gara's Moon. All Rights Reserved.  
inserted by FC2 system