GRUEN Hand wind
グリュエン 手巻 3針スモールセコンド
飛び数字アラビアインデックス、奇数部分はくさび型です。夜光は既に光りません。針はちょっと特殊な形状で、
コブラ針に近いでしょうか。3針ともブルースチールです。
くすんだ感じの白銀色の文字盤に、変わった形の2針が映えます。「VERI-THIN」表記がありますが、これはGRUEN社のラインナップのうちの一つの
名称です。
横から見ると、それなりにケース厚はあり、特別薄いわけではないことがわかります。ただ、ラグの形状など、非常にスマートで
ある様に感じます。
裏ぶたです。頑丈なスクリューバック式です。現在でも防水性は確保できそうな印象です。
裏ぶた(内側)です。割と大きなペルラージュ加工が施されています。
ムーブメント全景です。当時の汎用機械であると思われます。それでもテンプのチラネジと、青焼きブレゲ巻き上げヒゲは
実装されています。17石表記なのに、センター(2番車)にルビーが入っていないのが、少し気になります。
この時計は針に特徴があったということをもう一度明記して、今回のレポートは終わりにします。
 
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