AUDEMARS PIGUET
auto wind

オーデマ・ピゲ  自動巻  アンティーク





オーデマ・ピゲと言えば、ロイヤルオーク、あるいはキラキラした宝飾ケースのドレスウォッチばかり思い浮かびます。比較的王道なスタイルの ジュール・オーデマなども、他の雲上ブランドの同路線の時計と比べるとキワモノのにおいがします。

しかし、そんなオーデマ・ピゲも、かつてはシンプルすぎるほどシンプルな腕時計を作っていたのです。例えば、 今回ご紹介するような時計です・・・
いかがでしょうか。とてつもなくシンプルなフェイスの時計だと思われるのではないでしょうか。センターセコンド、アップライドのバーインデックス。 60年代の腕時計の特徴そのままの文字盤です。
ぱっと見はどこにでもありそうな時計でも、よく見るとやはりそこらの時計とは違います。例えばこの針。厚みと丸みがあり、立体感が 半端ではないです。とてもきれいに磨きあげられている印象です。
光を当てて撮影。さすがに微小な擦り傷が見受けられます。なお針の素材は不明ですが、管理人は勝手に金無垢だと妄想しています。 色は短・長針がWG系、秒針がRG系です。
もうお気づきかもしれませんが、文字盤は少し変わっています。縦横に薄い線が入り、とても個性的です。一枚目の写真のように 遠くから見たり、光の当て方によっては線が見えず、普通の梨地文字盤のように見える事もあります。
サイドから撮影しました。ケース側面には、表側と裏側に出っ張りがあり、リングの様にケースを一周しています。リング部分は鏡面仕上げ、 中央の溝はヘアライン仕上げになっています。
ラグのアップ。古い時代のバセロンが好んで作りそうな、少し特徴的な形状です。ティアドロップでもなくネコ足でもなく、何と形容していいか わかりませんが、丸みを帯びていてとても優雅です。




 
Copyright 2010 Gara's Moon. All Rights Reserved.  
inserted by FC2 system