No name Key wind

アンティーク  フルハンター 鍵巻





文字盤側の蓋。18金無垢のケース全面に、大変細かい彫金とエナメルによる装飾が施されています。何となく葡萄を思わせる植物が、 煩くならない位の分量で配置されています。
ムーブメント側の蓋。文字盤側と同じく葡萄の装飾。こちらにはアルファベットが刻まれています。推測するに、この時計は誰かへの 贈りものであり、この3文字はその人物のイニシャルでしょう。
フラッシュを薄紙で遮光したらこんな色に。貴重なローズゴールド無垢の懐中時計!なんて売り出したら詐欺になりそうです。
文字盤。ローマ数字のインデックスでシンプル。一番の見どころは針で、長短針の先端と、秒針のお尻部分が青焼き加工されています。 ふたに映り込んだ針まで光るほどに、針もふたもピカピカです。
18金の証明。文字盤が映り込んでいるのは、前の写真と同じ。
ケースサイドまでびっしりとエナメル装飾がされています。これは菊でしょうか。日本人としては、ちょっと恐れ多いというか、 微妙な気分になります。
文字盤側、機械側のどちらのふたも、りゅうずの先端のボタンを押して開けます。珍しい事に、このボタンは二分割されていて、押した側のふたが 開くようになっています。ボタンが小さいので、爪の先で狙って押さないとうまく開かないのが難点です。



 
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