ALSTA Chronograph

アルスター 手巻 クロノグラフ

インデックスの数字部分に塗られている夜光は既に光りません。針の夜光も同様です。夜光の周囲には金メッキが施されています。 光を反射させるときれいに輝きます。
上の写真と合わせてみるとわかりますが、6時位置と30分計付近に汚れがあります。それ以外は比較的きれいです。文字盤外周には 青字でタキメーターが描かれています。
りゅうずはめっきが剥がれてえらいことになっています。手巻きの時計の場合、りゅうずは毎日操作するので、とても傷みやすいです。 プッシュボタンは角型です。押したときの感触は「ガチッ」といった感じです。
裏ぶたです。FOND ACIER INOXYDABLE と刻印されています。たまに見かけますが、ケースメーカーでしょうか。
裏ぶた(内側)です。何とも言えない字体で、ALSTATER WATCH CO SWISS と彫られています。オリジナルの刻印なのか、 はたまた誰かのいたずら書きか…何とも分かりかねます。
ムーブメント全景です。1940年代〜50年代のクロノグラフでよく見かけるランデロン48です。カム式の量産機なので、 バルジューやビーナスに比べて格下に見られがちですが、単体でみるとなかなか見映えのする機械です。
チラネジ付きテンプです。耐震装置がないので、比較的古いものでしょうか。時間のあるときに少し調べてみたいと 思います。




 
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